新狭山ハイツ ビフォーアフター200万円でリノベーション
2018年9月23日(日)に朝日放送で放送された人気番組「大改造!!劇的ビフォーアフター」、今回のご依頼人は、ロビンソンズの山崎ノボルさんでした。埼玉県狭山市の築39年の分譲団地「新狭山ハイツ」を350万円で購入。リノベーション予算は、なんと200万円。「何もかも古い家」が、低予算で快適にリノベーションできることが分かりました。住まいの選択肢が大きく広がります。
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大改造!!劇的ビフォーアフター2時間SP
2018年9月23日(日)、「大改造!!劇的ビフォーアフター」は、2時間SP(スペシャル)が放送されました。
通常は、一般の方のお宅をリノベーションするのだが、2時間SPということでお笑いコンビロビンソンズの山崎ノボルさんが埼玉県狭山市で購入した築39年と古い分譲団地をリノベーションしていました。
リノベーションの対象となったのは、埼玉県狭山市に建つ「新狭山ハイツ」という総戸数770戸32号棟の巨大な分譲団地です。山崎ノボルさんが購入したお部屋の価格は、なんと350万円。1階を選択したのは、小さなお子さんがいるのでベビーカーを使うのに便利な階であることを考慮したのだと思われます。
「新狭山ハイツ」は、エレベーターがないので、上階になればなるほどさらに安く5階建ての5階は、なんと200万円で購入できます。エレベーターがないので、毎月の管理費や修繕積立金も安く設定されています。管理費:4100円、修繕積立金:10235円。
特定非営利活動法人「グリーンオフィスさやま(愛称:NPOじおす)」のホームページに、「テレ朝の名物番組『大改造、ビフォアアフター』にハイツ登場」と紹介されています。
築39年と古くても、まだまだリノベーションすれば、生活することができるということを実証した結果であったと思います。
木の温もりが感じられるナチュラルモダンなカフェ風キッチン、旧式バランス釜のお風呂、古いトイレの交換など要望は多い割には200万円という低予算でリノベーションが実現しました。
93パーセントオフのタイルが安さを実現するキーポイントアイテムとなり、充実した土間収納やキッチン・リビングなど至る箇所にタイルを用いていました。
丸みのある「R」の描かれた入口は、既存のマンションではないのではないでしょうか。オジナリティが存分に味わえるのが、リノベーションの魅力ですね。
- 材料費…419,400円
- 設備費(ガス・水道・電気)…1,109,900円
- 職人人件費(左官・大工・ガス・水道・電気)…453,700円
- リノベーション合計 1,983,000円
いつも思うのですが、「デザイン費含まず」と但し書きが表記されるのです。私含めて視聴者が欲しいのは、デザイン費を含めた全ての総額なのだと思いますけどね。総額200万円のうち、材料費が42万円という安さ。意外と材料費ってかかっていないんだなぁと思いました。しかも、うまいこと予算内にギリギリ収めるのが、「大改造!!劇的ビフォーアフター」ですね。
「新狭山ハイツ」は、年数の割には、植栽が豊かできちんと管理されているという印象を受けました。そこには、75歳で理事長を務める「緑化団体」の存在がありました。
人が住みやすいと感じるのは、決して建物の新しさだけなのではなく、住む人の関係がよいかどうかも多いに関係します。
山崎ノボルさん一家が、「新狭山ハイツ」に越してきたことにより、若い世代が盛り上げるとさらに住みやすくなるのではないでしょうか。
「新狭山ハイツ」は、西武新宿線の新狭山駅が最寄駅で、最寄駅までバス10分と決して交通的に利便性が高いとは言えませんが、緑が豊かで住民同士がお互いに助け合える環境がすでに揃っているというのが羨ましい限りです。
ロビンソンズの山崎ノボルさんの「新狭山ハイツ」リノベーション、魔裟斗・渚(尼神インター)・えとう窓口(Wエンジン)・小野まじめ(クールポコ。)、ユージなど多くの芸人の助けがありました。
リノベーション費用200万円で、専用庭までリノベーションを行うことができたのは、画期的だと思いました。こんな素敵なお家であれば、是非「住みたい」と思う自慢の家になりましたね。
2018年の暑い夏のリノベーション、大変だったでしょうが、リノベーションが完成した時には、その大変さも喜びに変わっていましたね。
村上龍さんの「カンブリア宮殿」でも、中古マンションを購入してリノベーションする放送が行われていました。最近は、中古マンション購入して、リノベーションすることが流行っているのでしょうか。
「新狭山ハイツ」のプロフィール
建築年:1974年(昭和49年)2月
交通:西武新宿線/新狭山駅 バス7分新狭山ハイツ徒歩1分
団地再生の手掛かりを得ようと、「新狭山ハイツ」には、全国から視察が相次いでいるというほど住民の高齢化に対する施策が進んでいます。
どのマンションであったとしても、同じ高齢化という問題に直面すると考えられるため、早め早めの対策が功を奏するのではないかと思われます。
「大改造!!劇的ビフォーアフター」も、大胆なリノベーションを行うことで、住みやすい住環境を作り出したものと言えます。まだまだ「新狭山ハイツ」に取り組みに目が離せないのではないでしょうか。
「新狭山ハイツ」は、住民同士のコミュニケーションを大事にしており、「夏祭り」などのイベントを企画/実施しています。団地であっても、こういう繋がりって大切だと思います。
おわりに
「大改造!!劇的ビフォーアフター」では、ロビンソンズの山崎ノボルさん購入の「新狭山ハイツ」をリノベーションしました。
200万円という破格のリノベーション代でした。古いマンションでも、リノベーションすれば、使い勝手のよい愛着ある我が家に大変身するモデルケースを見せて頂きました。「新狭山ハイツ」に住むと元気がもらえそうな気がします。
管理の行き届いたマンションだからこそ、新しく生まれ変わることが出来たのだと思います。同じ「新狭山ハイツ」に住んでいる住民からも、リノベーションの依頼が殺到するかもしれませんね。
持つべきものは、困った時に親身になって助けてもらえる人財(人材)ですね。賃貸物件として「新狭山ハイツ」を募集していますので、しばらく賃貸で生活した後で、環境や住みやすさを確認した後で、購入/リノベーションしてもよいのではないでしょうか。「新狭山ハイツ」に住めば、少なくともロビンソンズの山崎ノボルさんに会えますよ。
新築マンションで住みやすいのは当然のことです。本当の住みやすさというのは、築年数が経過してから適切な修繕が行われ、住む者とのコミュニケーションがモノを言うのだと思わされました。
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